/fill - ブロックで満たす

指定した範囲内をブロックで満たす (fill)コマンドです。

文法と例文

基本形

/fill <この座標から> <この座標まで> <ブロック名>

範囲を決めるために「ここから」「ここまで」と座標を二組入力します。 細かい数字が6つ続くことになるので、注意して入力しましょう。

/fill ~10 ~-1 ~10 ~-10 ~-1 ~-10 diamond_block

最初の3つ(~10, ~-1, ~10)と最後の3つ(~-10, ~-1, ~-10)で2つの座標です。

ブロックのデータ値を決める

/fill <この座標から> <この座標まで> <ブロック名> [データ値]

データ値を指定する場合はブロック名に続けて入力します。 変更する必要がない場合は0にします。

/fill ~10 ~-1 ~10 ~-10 ~-1 ~-10 stained_glass 1

敷き詰め方法

/fill <この座標から> <この座標まで> <ブロック名> [データ値] [方法名]

敷き詰め方法を指定することで、別の方法で置くことができます。

  • destroy: 置き換え前のブロックをアイテム化する
  • hollow: 枠のみに置き、内側は消す
  • outline: 枠のみに置き、内側は残す
  • keep: ブロックがあれば置き換えない
  • replace: 特定のブロックだけ置き換える

置き換えブロックをアイテム化する

destroy (デストロイ)

置き換えたブロックを壊し (destroy)てアイテム化します。

# 周囲5ブロックを空気ブロックで埋め、置き変わったブロックをアイテム化する
/fill ~5 ~-5 ~5 ~-5 ~5 ~-5 air 0 destory

枠のみに置き、内側は消す

hollow (ホロウ)

範囲内を空洞 (hollow)にするようにブロックを敷き詰めます。 指定ブロックは外側1ブロック分にのみ置かれ、その内側は空気ブロックで取り除かれます。

/fill ~5 ~-5 ~5 ~-5 ~5 ~-5 glowstone 0 hollow

枠のみに置き、内側は残す

outline (アウトライン)

範囲内の輪郭 (outline)にのみ指定ブロックを置きます。 その内側は何も影響を受けずにそのまま残ります。

/fill ~5 ~-5 ~5 ~-5 ~5 ~-5 glowstone 0 outline

ブロックがあれば置き換えない

keep (キープ)

範囲内のブロックの状態を保ち (keep)、何もない場所にだけブロックを敷き詰めます。

/fill ~5 ~-5 ~5 ~10 ~5 ~10 stained_glass 1 keep

特定のブロックだけ置き換える

replace (リプレイス)

範囲内にある特定のブロックだけを置き換え (replace)ます。 このモードだけさらに置き換えるブロック名を続けて入力します。

# 周囲の草ブロックだけ消す
/fill ~10 ~-5 ~10 ~-10 ~5 ~-10 air 0 replace grass
# 葉ブロックをピンクの羊毛に置き換える
/fill ~5 ~0 ~5 ~-5 ~20 ~-5 wool 6 replace leaves
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