/summon エンティティを呼び出す
動物やモンスターなどのエンティティを呼び出す コマンドです。
呼び出す種類を決める
/summon <呼び出す種類>
で指定します。
# 牛
/summon cow
# ゾンビ
/summon zombie
# 雷
/summon lightning_bolt
指定できる値はエンティティ一覧から選んでください。
アドオンで追加したエンティティも指定できます。
呼び出す位置を決める
/summon <呼び出す種類> [呼び出す位置]
呼び出す種類に続いて、座標を入力することで呼び出す位置を決めることができます。 何も入力しなかった場合は自分がいる位置になります。
# ニワトリ
/summon chicken ~ ~30 ~
# クリーパー
/summon creeper ^ ^ ^10
# TNT(着火済み)
/summon tnt ~ ~50 ~
スポーンイベントを設定する
/summon <呼び出す種類> [呼び出す位置] [スポーンイベント]
スポーンイベントとはエンティティの状態を変更させる設定です。 例えば、クリーパーを帯電クリーパーとして呼び出したり、ゾンビを必ず子供ゾンビにして呼び出したりできます。
イベント内容は呼び出すエンティティに対応しているイベントのみ設定できます。 例えばクリーパー以外のエンティティを帯電状態にしたり爆発させたりできません。
# クリーパーを帯電クリーパー状態で呼び出す
/summon creeper ~10 ~ ~ minecraft:become_charged
# クリーパーを爆発状態で呼び出す
/summon creeper ~10 ~ ~ minecraft:start_exploding_forced
# ゾンビを子供ゾンビで呼び出す
/summon zombie ~10 ~ ~ minecraft:as_baby
このようなスポーンイベントはビヘイビアーパックのエンティティデータ内に記述されています。 例えばクリーパーには次の4つのイベントを設定できます。
minecraft:start_exploding_forced
: 強制爆発minecraft:start_exploding
: 爆発開始minecraft:stop_exploding
: 爆発停止(呼び出し直後は爆発状態ではないので無意味)minecraft:become_charged
: 帯電クリーパー化
名前を付ける
呼び出しと同時に名前を付けることができます。
名前を付けるための記述方法は2通りあります。 スポーンイベントを設定する場合は最後に、しない場合は座標の前に指定します。
/summon <呼び出す種類> [呼び出す位置] [スポーンイベント] [名前]
# 帯電クリーパーにして名前を付ける
/summon creeper ~10 ~ ~ minecraft:become_charged SuperTakumi
# 手懐けネコにして名前を付ける
/summon cat ~ ~ ~ minecraft:on_tame Tama
/summon <呼び出す種類> <名前> [呼び出す位置]
# クリーパーに名前を付けて呼び出す
/summon creeper NormalTakumi ~10 ~ ~
# 村人に名前だけを付けて呼び出す
/summon villager Suzuki-san