/setblock - ブロックを置く

指定した座標にブロック (block)置く (set)コマンドです。

基本の使い方

/setblock <座標> <ブロック名>

コマンドに続いて、座標ブロック名を入力します。

# 1ブロック先にTNTブロックを置く
/setblock ~1 ~ ~ tnt
# 足元に空気ブロックを置く(ブロックを消す)
/setblock ~ ~-1 ~ air
# (0, 64, 0)に溶岩源ブロックを置く
/setblock 0 64 0 lava
# 10ブロック前にダイヤモンドブロックを置く
/setblock ^ ^ ^10 diamond_block

通常はアイテムとして持てないネザーやエンドへのポータルなども置くことができます。

# 足元にエンドポータルを置く(すぐにエンドへ移動する)
/setblock ~ ~ ~ end_portal
# 足元に(ネザー)ポータルを置く(ネザーへ移動する)
/setblock ~ ~ ~ portal

ブロックを細かく指定する

データ値でブロックを指定する

/setblock <座標> <ブロック名> [データ値]

ブロック名の後に数字を加えることで、ブロックの種類を変えることができます。 すべてのブロックがデータ値を持っているわけではありません。

# 何も入力しないと通常の白色の羊毛
/setblcok ~ ~-1 ~ wool
# 0は何も入力しない場合と同じ
/setblcok ~ ~-1 ~ wool 0
# 1にすると橙色
/setblcok ~ ~-1 ~ wool 1
# 最大で15まである(途中までしかないものもある)
/setblcok ~ ~-1 ~ wool 15

ブロック状態で指定する

/setblock <座標> <ブロック名> [ブロック状態]

データ値の代わりにブロック状態 (block state)でも指定できます。 できることはデータ値とほとんど同じなので、無理して使う必要はありません。

# 「激しく損傷している」金床
/setblock ~ ~ ~ anvil ["damage": "very_damage"]
# 「開いている」アカシアのドア
/setblock ~ ~ ~ acacia_door ["open_bit": true]
# 「橙色」の羊毛
/setblock ~ ~ ~ wool ["color": "orange"]

JSON形式に似ていますが別の書き方です。

データ値と違い、記述を見ただけでどのようなブロックを指定しているのかがわかりやすいのが特徴です。 しかし、その分だけ書き方を覚えなくてはならないので、上級者向けの機能になります。

どのような値が使えるかは公式Wikiを読んでください。

また、この方法はアドオンでブロックを操作するのにも使います。 もしアドオンまで進むつもりなら積極的に使ってみてください。

破壊モード

/setblock <座標> <ブロック名> [データ値] [破壊モード]
/setblock <座標> <ブロック名> [ブロック状態] [破壊モード]

最後に破壊モードを指定することで、配置先のブロックの扱いを決めることができます。

破壊モードは3種類あり、次のいずれかを入力します。

  • replace: そのまま置き換える(初期値。何も指定しない場合と同じ)
  • destroy: 置き換え前のブロックをアイテム化する
  • keep: ブロックがあれば置き換えない

破壊モードを指定するためにはデータ値またはブロック状態の指定が必要です。 ブロックをそのまま使いたい場合はデータ値の0で入力しておくのがよいでしょう。

置き換えブロックをアイテム化する

destroy (デストロイ)

置き換えたブロックを壊し (destroy)てアイテム化します。

# 対象のブロックを壊して置き換える
/setblock ~ ~-1 ~ air 0 destroy

ブロックがあれば置き換えない

keep (キープ)

対象ブロックの状態を保ち (keep)、何もない場合にだけブロックを置きます。

# 対象にブロックがあれば置き換えない、なければ置き換える
/setblock ~ ~-1 ~ gold_block 0 keep
/setblock ~ ~ ~ gold_block 0 keep

特定のブロックだけ置き換える

replace (リプレイス)

対象のブロックを置き換え (replace)ます。 これは何も指定しない場合と同じです。

# 対象のブロックを置き換える
/setblock ~ ~-1 ~ tnt 0 replace
次のページへ
/fill - ブロックで満たす